「三井ゴールデングラブ賞」の表彰式が28日、都内で行われ、ソフトバンクからは甲斐拓也捕手(32)、山川穂高内野手(33)、栗原陵矢内野手(28)、周東佑京内野手(28)の4選手が出席した。
甲斐は2年ぶり7度目の受賞。2017年から6年連続で受賞していたが、昨年は若月(オリックス)に席を奪われたことで、守備を見つめなおしてきた。「(昨年取れなかったことは)当然だなと思っていた。もう一度見つめなおすタイミングだと思って、捕手として一番大事なこと、投手とのコミュニケーションだったり、試合を動かす力であったり、そういったことを考え直した」と語り「うれしく思います」と笑顔を見せた。
甲斐以外のメンバーは初受賞。栗原が「1年間やってきて賞を取れたのはうれしい」と話せば、山川は「僕には無縁だと思っていた。光栄に思います」と喜びを語った。
今季、キャリアハイとなる123試合に出場した周東は「守備に関してはよくできた。欲を言えばエラー0で終わりたかった(今季は失策1)」とあくなき向上心を見せた。
投手部門で初受賞となったリバン・モイネロ投手(28)は式には出席せず。「ひとりでは取れない賞。これからもファンの皆さんに喜んでいただけるプレーをしたい」とコメントした。