なじみのある勲章を再びゲットした。28日、都内での「三井ゴールデン・グラブ賞」表彰式に、広島のベテラン・秋山翔吾(36)が出席。通算7度目の守備の賞ゲットの喜びに浸った。受賞は西武時代の19年以来、5年ぶり。広島で日本球界に復帰して以降は初の勲章。鯉移籍後最多の135試合に出場したベテランは、守備率10割、無失策とこだわりのある守備で健在を披露し続けた。
受賞が決まったときは「飛び跳ねて喜んだ」というベテランは「秋山が守っているってときに天然芝で、風があってとかをミスを許してくれるような見られかたをしていないと(広島に)来たときから思っていた。走塁と守備だけは…」と自分でも常に完璧さを追求してきた自負もある。外野部門リーグトップの211票の得票で、史上10人目となる両リーグでのゴールデン・グラブ賞受賞。「ゼロから1にする作業は、大変。カープでひとつ獲ったいうのが、僕のなかでは前進したというのはある」と、来季以降の連続受賞に意欲を示していた。