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【ソフトバンク】孫オーナー、王会長が今季総括「礎ができつつある」「来年どう借りを返すか」

東スポWEB 2024年11月28日 20時24分

ソフトバンクの王貞治球団会長(84)が28日、スポンサーパーティーに出席した。孫正義オーナー(67)はビデオメッセージを寄せた。

孫オーナーは「私自身も直接スタジアムにも何度か足を運びましたけれども、日本にいる時はほとんどの試合を応援しながらチェックしていました。1年目の監督就任の成績(91勝)は、新記録を樹立し素晴らしい快挙だと思います」と小久保監督をたたえた。

さらには「選手との密接なコミュニケーション、若手を知り抜いているからこそ、次々と若手選手が結果を残すという将来への素晴らしい礎ができつつあると感じています」と中長期的な視点からも指揮官を称賛した。

しかし、当然ながら満足しているわけではない。「やはりやる以上は日本シリーズで勝たないと、何か胸のつかえが取れない気がします。ぜひ来シーズンはこの思いを、もちろんこれはわれわれだけではなく、選手の皆さんや監督が一番そういう思いを強く胸に秘められてると思いますので、期待しながら、見守っていきたいと思います」と来季の日本一に期待を込めた。

壇上に立った王会長は今季について「20年の中でも3本の指に入る戦いだと思っています」と賛辞を送りながらも、日本シリーズの敗戦に言及した。

「短期決戦というものは本当に何があるかわからない。日本シリーズで勝負の厳しさを再認識しました。われわれの世界はとどまることができません。勝とうが負けようが次々戦いに進まなければいけません。悔しさをバネに来年どう借りを返すか監督・コーチ・選手は考えていると思います。この一年最後に負けたことはわれわれへの試練だと思います。そういった意味で202年は今年の悔しさを倍返しできるように選手も技術・精神ともに磨いていきます」と来季への誓いを立て、あいさつを締めた。

この期待に応えるためにも、全体のレベルアップが求められる。

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