女子プロレス「マリーゴールド」のビクトリア弓月(19)が、スーパーフライ級王者の翔月なつみ(35)に再び挑戦を表明した。
10月7日の後楽園大会で翔月に挑戦したが、15分時間切れ引き分けで王座を獲得できず。28日の東京・東部フレンドホール(江戸川区瑞江)大会では田中きずなと組み、因縁の翔月&山田奈保と激突した。
王者と激しい攻防を繰り広げた弓月は、きずなの好連係を炸裂させ必死にくらいついていった。最後は翔月を場外に追いやることに成功した弓月が、山田に新技のビクトリアクラッチ(クラッチ式変型フィッシャーマン)を決め3カウントを奪った。
試合後、マイクを持った弓月は「私が3カウントを取ったぞ! 翔月なつみ、私がお前の持つスーパーフライのベルトを狙っていることはもちろんわかっているよな? 私はお前と完全決着をつけたいと思ってる。1・3の大田区総合体育館でスーパーフライをかけて戦うのどうですか?」と王座戦を年明けのビッグマッチに指定し挑戦を表明。
すると王者から「威勢だけはいいな? 私も決着つけないといけないと思ってる。でも1・3でお前とやるかはまだわかりません。私もやりたいカードあるのでそれ次第かな…。まあ楽しみに」と難色を示された。
王者の反応に不満気な表情を浮かべた弓月は「(王座戦が)決まったら必ず私がお前から3カウントを取って、ベルトをひっぺがしてやるから覚えておけよ!」と言い放ち控室へ消えていった。