タレントの坂下千里子が28日、大阪・朝日放送の情報番組「newsおかえり」に出演し、大阪・岸和田市の永野耕平市長が、性的関係のあった女性から損害賠償を求める裁判を起こされていた問題について言及した。
永野市長は、政治活動でかかわりがあった女性と2019年6月頃から21年1月まで性的関係があり、その後女性はPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症し、休職した。同年7月に女性は、大阪府警に「強制性交等罪」で被害届を提出したが、12月に不起訴となった。22年6月に女性は、約2280万円の賠償を求め永野市長を提訴した。それから約2年半、裁判で争ってきたが今月14日、永野市長が女性に解決金500万円を払うことで和解となった。
支払期限を29日に控えているが、28日までに永野市長から解決金の振り込みはないという。
永野市長は「僕は絶対に性加害をしていない。なんら悪いことはしていない」と主張している。
坂下は「今のインタビューを見て私ちょっと、ふに落ちない。女性の気持ち分かるんです。もう長引かせたくないし。だって2019年の話じゃないですか。今から5年前ですよね。多分、裁判することに彼女も疲れてしまって…」と眉間にしわを寄せた。
さらに「解決金の支払いも、まだされてないってことですよね。(性加害を)認めてないってことですよね。これ明日(29日)までに500万円、振り込まなかったら、どうなる…」と憤りを見せていた。