SMILE―UP.(旧ジャニーズ事務所)の被害補償特設サイトが29日に更新され、故ジャニー喜多川氏による性加害問題の補償状況を報告した。
SMILE―UP.は、現時点で1007名の補償申告を受けており、そのうち237名は連絡が着かない状況だと説明。続けて「これらの方を除いた770名のうち758名の方(約98%)について、被害者救済委員会から補償内容を通知(544名)、または、弊社より補償を行わない旨をご連絡(214名)しました」と進行状況を明かした。
また、補償内容を通知した544名のうち、533名が内容に同意し、528名には補償金を支払い済み。一方で、「補償内容を算定するための手続中」の4名と、「在籍実績の確認等の手続中」の8名を足した12名が現在も手続き中だという。
これらを報告したうえで、現在連絡がつかない237名には「ご返信をいただけない状況が長期間にわたり継続されるような場合には、やむなくお手続を終了とせざるを得ないこともあります。引き続き補償をお求めになる場合には、ご連絡をいただけますようお願いいたします」と呼びかけた。