西武は29日、新外国人右腕のエマニュエル・ラミレス投手(30)と来季契約を結んだと発表した。契約は1年で年俸1億3000万円ブラス出来高払い(金額は推定)となる。
ドミニカ共和国出身のラミレスは身長1メートル88センチ、体重86キロ、最速156キロのストレートとスプリット、スライダ―を武器とする右腕。今年4月にマーリンズでメジャーデビューし、15試合で0勝1敗、防御率6・97の成績を残している。西武でも中継ぎとしての起用が見込まれている。
ラミレスは球団を通じて「日本でプレーすることが夢でした。ライオンズの一員になる機会を与えていただき感謝しています。実力を発揮して、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります」とコメント。
広池浩司球団副本部長は「強い直球をスプリットに加え、大きく縦に割れるスライダーが武器。三振を多く取れることができる投手で、勝ちパターンのリリーフとして期待している」と期待を語った。