兵庫県公館で２９日、「兵庫県勤労福祉協会６０周年・ひょうご仕事と生活センター１５周年記念『ワーク・ライフ・バランスフェスタ』」が開かれ、斎藤元彦兵庫県知事と渦中のＰＲ会社が欠席のまま、ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰式が行われた。斎藤知事の代理で出席した服部洋平副知事が、斎藤知事のサインの入った賞状を受賞企業に手渡した。
同表彰制度は、ひょうご仕事と生活センターがワークライフバランスに取り組む兵庫県内の企業・団体のうち、特に取組が優れている企業団体を表彰するもの。今回受賞企業に挙げられた１５社の中に、斎藤知事が出馬した兵庫県知事選挙で「広報全般を担った」とｎｏｔｅで主張した社長が代表を務めるＰＲ会社も含まれていた。
斎藤知事の代理で出席した服部副知事は「本日のフェスタが兵庫県でのワークライフバランスの一層の推進につながりますことと、ご参加のみなさま方のご健勝でのご活躍を心よりご祈念申し上げます」と淡々と読み上げた。
表彰式では斎藤知事のサインの入った表彰状を斎藤知事の代わりに企業代表者へ手渡し、記念撮影にも応じていた。表彰企業１５社の中で、ＰＲ会社の名前だけが読み上げられず、式は粛々と執り行われていた。