卓球王国・中国をけん引する女子シングルス世界ランキング1位の孫穎莎と同2位の王曼昱に対し、早くも2028年ロサンゼルス五輪での活躍を期待する声が上がっている。
今夏のパリ五輪では孫穎莎がシングルス銀メダル、団体金メダル、混合ダブルス金メダルを獲得。王曼昱は団体金メダルに貢献した。中国メディア「捜狐」は「ロサンゼルス五輪に出場するチャンスのある中国の女子卓球選手は誰ですか?」との見出しで記事を掲載。「孫穎莎と王曼昱は非常に強い。ロサンゼルス五輪までに、孫穎莎は28歳近くになる。王曼昱は29歳なので、2人はとても元気なはずだ」との見方を示した。
その上で「孫穎莎と王曼昱はともに五輪に2回出場した。孫穎莎は女子シングルスで金メダルを獲得できなかった。王曼昱は女子シングルスに出場していない。健康状態が良く、問題がなければ、ロサンゼルス五輪まで粘り強く走り、女子シングルスの出場権を獲得できるはずだ。2人は間違いなく五輪の女子シングルスで金メダルを獲得したいと考えており、どちらがより幸運に恵まれるかだろう」と期待を寄せた。
対抗馬には世界ランキング3位の王芸迪と同5位の陳幸同を挙げたが「孫穎莎と王曼昱は、ロサンゼルス五輪の出場資格を得ることができると思う」と改めて強調。中国が誇る2大エースは、ロスの地でも日本の脅威になりそうだ。