タレントの岡田結実が２９日、大阪・朝日放送の情報番組「ｎｅｗｓおかえり」に出演。大阪維新の会メンバーで大阪岸和田市長・永野耕平氏について言及した。
永野氏に性的関係を強要されたとして、政治活動で関わりがあった女性が永野氏に慰謝料など２２８０万円の損害賠償を求めた訴訟が大阪地裁であり、和解が成立した。永野氏から女性に５００万円が支払われたという。
永野氏は詳細については話しておらず、Ｘ（ツイッター）に「すでに解決済みの裁判ですが、裁判内容は、第三者に開示が許されない決定により、当事者も秘匿することになっており、内容については世間の皆さまにお伝えすることは差し控えさせていただきます」と投稿した。ただ、和解調書の中に、第三者への口外禁止条項は盛り込まれていないという。
岡田は「市長だからこそ話さなきゃいけないことって、絶対あるわけじゃないですか。それをしないで…。市民の人も信頼は、絶対できないです」と糾弾した。
女性は「被告を許したわけではない」という趣旨のコメントを発表している。
岡田は「女性も泣く泣く和解したってのが、にじみ出てるじゃないですか。どれだけそれに数年間、傷つけられて。さらに声を上げたけど、再度ボロボロにされたっていうことを思うと。このままで終わっていいのかなって。同じ女性の立場としてすごく胸が痛くなります」と話した。