日本テレビがSnow Manとの本格的なつながりができたことで、早くも来年の「24時間テレビ」のメインパーソナリティー起用に前のめりになっている。
11月21日に日テレとウォルト・ディズニー・ジャパンがタッグを組んだ新バラエティー番組「旅するSnow Man(仮)」の制作が発表された。ディズニープラスやHuluなどでも配信され、日テレでの放送は来年となる予定だ。
これまでSnow Manのレギュラー番組がなかった日テレにとって、国民的アイドルグループにまで成長したグループの冠番組は、喉から手が出るほど欲しかったという。
日テレ関係者は「Snow ManはTBSとのつながりが強いこともあり、これまで日テレには入り込む余地がなかった。その牙城を崩そうと今年1月クールには渡辺翔太の主演ドラマと主題歌を、さらに7月クールでは阿部亮平の主演ドラマを放送し、さらに音楽特番などには必ずSnow Manを出演させてきました。ようやく局として待望の番組を持てたことで、昨年は旧ジャニーズの性加害問題から起用できなかった『24時間テレビ』のMCに正式オファーが出せそうです」と語る。
今年の「24時間テレビ」は旧ジャニーズタレントらが勤めてきたメインパーソナリティーを21年ぶりに廃止。複数の出演者が代わる代わるチャリティー企画を行う形式となった。
「近年は視聴率の伸び悩みや、昨年には系列局社員による募金着服騒動もあり、番組の存在意義すら問われています。Snow ManがMCとなれば、話題性も高くネガティブ要素を払しょくできると踏んでいるそうです」(同)
願いはSnow Manに届くのか。