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中野雅至氏 疑惑の斎藤元彦知事をフォロー「今回やりすぎ」「民主主義のコストが膨大すぎる」

東スポWEB 2024年11月30日 18時50分

元厚労官僚で神戸学院大学教授の中野雅至氏が30日、読売テレビ「あさパラS」に出演。兵庫県知事選で再選した斎藤元彦氏の広報全般を担ったとするPR会社代表が「note」に投稿した内容に公職選挙法違反などの疑いが出ている問題についてコメントした。

中野氏は「斎藤さんを擁護するわけではないですけど、今出てる証拠の限りでは公職選挙法違反ではないと思う。70万円でポスターであれば」ときっぱり。

公職選挙法違反であれば証拠隠滅を恐れ、当局が早めに動くはずとし「ただ、僕は目立った警察の動きを聞かない。何で聞かないかというと、これ数十億かけて一回、選挙してるでしょ。この手のもので一回一回やり直したら、民主主義のコストが膨大すぎる」と訴えた。

その上で「僕はそんな悪質なものとは思わない。僕はこれやったら、百条委員会のほうがはるかに重要」とし「些細な公職選挙法違反はいっぱい事例があると思う。それ一回一回、当選した人取り消してたら、民主主義のコストが大きすぎるんで、ちょっと今回やりすぎかなという感じはします」と私見を述べた。

また斎藤氏〝圧勝〟の要因については「今回は自然発生的にSNSでバーッと盛り上がって、誰かが仕掛けたと到底思えないですよ。主人公がいる選挙劇と僕には思えなくて。このPR会社は盛ってるのは盛ってると思いますよ。立花(孝志)さんがいたから『俺がやった』とみんな言いたがるから。斎藤さん自身も多分、コントロールできてなかったと思います」と感想を語っていた。

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