イングランド・チャンピオンシップ(2部)のリーズに所属する日本代表MF田中碧(26)が〝疑惑の判定〟の被害に遭った。
11月30日、敵地に乗り込んで、FW大橋祐紀のブラックバーンと対戦。ボランチで11試合連続の先発出場となった田中は、0―0の前半20分、ペナルティーエリア内の相手MFティリス・ドーランを後方から倒してしまい、PKを与えてしまった。これを決められ、チームは0―1で敗戦。連勝は3でストップした。
まさに痛恨だったが、ファウルのシーンは微妙な接触だったこともあり、判定に対する異論も飛び出した。英メディア「フットボール・インサイダー」によると、リーズOBで解説者のジョン・ニューサム氏は「BBラジオ・リーズ」に対して「非常に厳しい判定だと思うが、今さら判定を変えることはできない」と不満を口にした。
英メディア「ランカシャー・テレグラフ」によると、ダニエル・ファルケ監督は試合後の会見で「少し厳しいと感じる。(PKを与えたシーンは)もっとうまく守るべきだったと思う」「チャンピオンシップではVARがないため、相手チームが時間を浪費しようとしているときに、追うチームに対して誤ったスローインが与えられることがある」などと語った。
はっきりとは言わなかったが、今回の判定には納得がいかないようだ。