女子プロレス「スターダム」のタッグリーグ戦「ゴッデス・オブ・スターダム」は1日の上越大会で最終公式戦が行われ、レッドゴッデスでは極悪軍団「H.A.T.E.(ヘイト)」の刀羅ナツコ&琉悪夏が3位で決勝トーナメント(7日、浜松)進出を決めた。
各ブロック9チーム中、上位3チームが決勝Tに進める今大会。上越大会前の時点で、レッドゴッデスはすでに勝ち点14の葉月&コグマと勝ち点12の舞華&HANAKOが進出を決めていた。
3位通過の可能性を残す勝ち点6に6チームが並ぶ大混戦の中、刀羅組は同じ勝ち点6の朱里&鹿島沙希と対戦。相手の入場時に奇襲を仕掛けると、セコンド陣も介入させ場外戦でいたぶった。
さらに2人がかりのセントーンを朱里に浴びせ、試合のペースを掌握。ピンチになれば、ヘイトセコンド陣が助太刀に入る。最後は介入した小波がジャーマンからバズソーキックを朱里に決めてお膳立てしたところに、刀羅がスワントーンボムでトドメを刺した。
これで勝ち点8。勝ち点で並んでいた他チームが最高で7点止まりだったため、3位通過を決めた。同ブロックは葉月&コグマが1位、2位が舞華&HANAKOとなった。
試合後、刀羅が「プロレスは結果がすべてなんだろ? どんな手を使っても今日の結果で、うちらは3位通過だ!」と豪語するや、そこに現れたのが因縁の舞華だ。
7日の準々決勝では、刀羅組と舞華組が激突する。刀羅と舞華はリング上で押し問答を繰り広げ、舞華からは「お前をボコボコにぶっ潰してやる!」と宣戦布告された。
それでも刀羅は余裕の表情で「舞華、どうやら私にケンカ売りたいみたいだな。今年もまだ1か月くらいあるから、最後はお望み通り、テメーととことん遊んでやるよ」。遺恨決着となるのか、注目だ。