Ｆ１のＲＢに所属する角田裕毅（２４）の親チーム・レッドブルへの昇格争いが佳境を迎え、重鎮ヘルムート・マルコ博士の発言に注目が集まっている。
セルジオ・ペレスの不振を受けてレッドブルでドライバーの交代論が沸騰。角田は同僚のリアム・ローソンやウィリアムズのフランコ・コラピントらとともに後任の有力候補に挙がっている。
今週末のカタール・グランプリ（ＧＰ）を前に、角田を厳しく批評したマルコ博士だが、再び角田推しの姿勢を鮮明にして脚光を浴びている。
国際的なモータースポーツ専門メディア「グランプリドットコム」によると、マルコ博士は角田について「我々は彼をしっかりフォローしている。彼はブラジルとラスベガスで２回、非常に良いレースをした」と高く評価し、レッドブルとしてその動向を注視していることを強調した。
さらに、角田の弱点とされた精神面の成長も指摘。「そうだと思う。エンジニアや関係者が評価している」と現場レベルで評価が急上昇していると分析した。
レッドブルで影響力を持つマルコ博士の発言に、各国メディアが熱視線を注いでいる。