F1のRBに所属する角田裕毅(24)が、1日(日本時間2日)に行われたカタール・グランプリ(GP)決勝で驚異的な〝ジャンプアップ〟を見せた。
角田は14番手グリッドだったが、課題とされるスタートですさまじいパフォーマンスを披露する。
1周目からいきなりごぼう抜きを見せて、一気に入賞圏内の10位に順位を上げる。するとフランコ・コラピント(ウィリアムズ)やエステバン・オコン(アルピーヌ)がクラッシュ、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)も単独のアクシデントが発生し、レースはいきなりセーフティーカー導入となる波乱の展開となった。
そして、セーフティーカーが外れて追い抜きが可能となるやいなや、角田は前を行くレジェンドのフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)をオーバーテイクして9位に。レース序盤で一気に上位をうかがう位置までジャンプアップする離れ業をやってのけた。
角田が見せた驚異のパフォーマンスに深夜の列島が熱狂。SNS上では「角田くん、4ポジションUPの素晴らしいスタート」「角田のメガスタートで目が覚めた!!」「角田くんは素晴らしいスタートでナイスジャンプアップ!!」「角田もう入賞圏内か」などと絶賛の声が相次いでいる。
親チームであるレッドブルへの昇格争いが佳境を迎える中で、角田の王者入りが前進するハイパフォーマンスとなった。