MLB公式サイトは1日(日本時間2日)に今オフのFA市場の最大の目玉として注目されているファン・ソト外野手(26=ヤンキースFA)の移籍先をメッツとレッドソックスの2球団に絞ったと報じた。
ソトを巡り、ヤンキース、メッツ、レッドソックス、ブルージェイズ、ドジャースの5球団が争っていると見られていた。同サイトはNJコムのランディー・ミラー氏がニューヨークのラジオ局WFANに出演した際のコメントを紹介した。
「ソトの移籍先として最も可能性が高いのはレッドソックスとメッツである、ブルージェイズはスーパースターの強打者に『全力投球』し、ヤンキースは『4位に終わる』可能性が高い」
レッドソックスOBで2022年に米野球殿堂入りしたデービッド・オルティス氏がソトを熱烈に勧誘。レッドソックスが面談でソトに加えて、数人の選手を獲得するつもりだと明かし、大補強方針を伝えているという。
同サイトはミラー氏が同番組で「ヤンキースはソトを高く評価しているが、6億ドル(約903億円)払うとは思えない。おそらく5億5000万ドル(約828億円)程度の提示と聞いている」と語った、と伝えている。
複数の米メディアがソトの移籍先は9日(同10日)からテキサス州ダラスで行われるウインターミーティング前後に判明するとの見通しを示している。ヤンキースは巻き返すことはできるのか。