イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーを指揮するジョゼップ・グアルディオラ監督が〝ヤジ〟に反論した。
1日(日本時間2日)のアウェー・リバプール戦に0―2で敗れ、公式戦7戦未勝利(1分け6敗)となってしまった。これまで数々のタイトルを獲得してきた名将は今季、リーグ戦5連覇を目指しているが、首位リバプールと勝ち点11差の5位に沈んだ。
英メディア「BBC」によると、リバプールの勝利目前となった後半44分には、リバプールファンが、敵将を嘲笑するために「明日朝には解雇されるだろう」といった趣旨のチャントを行った。それに対して名将は苦笑いを浮かべてスタンドに向かって6を意味する数字を指で示した。つまり、リーグ戦通算6度の優勝を意味しており、これまでの実績を誇示したかったようだ。
指揮官は「スカイスポーツ」に対して「アンフィールドでそんなことが起こるとは思っていなかった。リバプールのファンからそんなことをされるとは思ってもみなかったが、それはいいんだ。試合の一部だし、完全に理解できる。これまでの結果からすると、彼らの言うことは正しいのかもしれない」と大人の対応だった。
先日、今季限りで退任から一転、2年の契約延長が発表されたばかりだが、その期間をまっとうできるのだろうか。