J1鹿島のFW鈴木優磨(28)の好感度が上昇気配だ。
風ぼうやプレーぶりから、世間的にはコワモテの印象がつきまとうストライカーだが、11月30日のアウェー・C大阪戦後に受けたDAZNの中継インタビューで風向きが変わってきた。同戦では、左足でスーパーゴールを決めるなど、2―0の勝利に貢献。11月9日のホーム名古屋戦で一発退場となり、同17日の京都戦は出場停止。さっそく結果を残していた。
当該インタビューでインタビュアーの藤原美佳さんから、その点を問われ「退場して非常に反省しましたし、今日点を取って勝たせたら禊(みそぎ)は終わりだと思っていたので。やっと禊は終わったと、はっきり言えます。禊は終了しました」と宣言した。すると、藤原さんから「大きな声でもう一回言っておきますか」と〝おかわり〟をお願いされ、「禊は終了しました」と、はにかみながら再度言ってみせた。
藤原さんは自身のX(旧ツイッター)に「C大阪VS鹿島は0―2で鹿島の勝利。2得点目を決めた鈴木優磨選手、出停の後、お婆様から叱られた話を事前の取材でメディアに出してくれる人間味溢れる方で。そして今日のインタビューとなり、禊のくだりが…私が突っ込んだことに『全然大丈夫!』とウインクでもしてくれそうな表情で帰って行かれました」と〝舞台裏〟をつづっていた。
こんなインタビューがあっただけに、ネット上には「他サポです。2年前は大嫌いな選手だったけど、だんだん好きになってきた」「好き嫌いの域を超えてプレーは超一流。プレー以外の素行も含め優磨劇場なのです」といった声が上がった。
また鈴木は、叱られた祖母から、藤原さんの取材に、しばらく自宅に入れてもらえなかったことを明かしていただけに「おばあちゃんに監視してもらっていたら代表に行っても問題ないんやないか?と思ってしまう」との指摘も。今後もプレー以外でもサッカーファンを楽しませてくれそうだ。