ボートレース三国のGⅠ「開設71周年記念 北陸艇王決戦」は2日、準優勝戦が行われた。
毒島誠(40=群馬)は6号艇で出走の準優10R、ピット離れで飛び出して2コースを奪取。1M鋭く差して1号艇の金子拓矢に並びかけると、2Mを先に回って1着でゴールを駆け抜けた。
ピット離れについては「タイミングよくは行けたけど、謎ですね。これだけ並びが変わると、お客さんにも申し訳なかったです」と毒島自身もびっくり。機力は「タイムに色がついてたし、足は4日目より良くなってる。ペラを大きく叩き変えて、しっかり修正できた。普通よりちょっと良くてバランスが取れてる感じ」と戦えるレベルまで仕上がっている。
当地は2021年11月の68周年記念で完全V。「三国は妻の地元でもあるので、落ち着く感じがありますね。グランプリにリズム良く行けるように頑張ります」。〝縁〟ある水面で勢いをつける。