西武・滝沢夏央内野手(21)が3日、契約更改交渉に臨み370万円アップの1100万円(金額は推定)で来季の契約を更改した。
3年目の今季、滝沢は二塁、三塁、遊撃の内野3ポジションで自己最多の68試合に出場したが打率1割8分6厘、4打点、3盗塁と攻撃面では爪痕を残すことはできなかった。
滝沢は勝負の4年目に向けて「自分の中の分岐点。来年は絶対にレギュラーを取るという気持ちになった。全然満足のいくような結果を残せませんでしたし、何回もチャンスをもらった中で結果を出し続けることができなかったというのは自分の技術不足と精神的な部分。このオフは本気になって1年間戦える体力をつけること、あとは相手が嫌がるバッティングを重点的に追い求めていきたい」と不退転の決意を語った。
目指すレギュラーポジションは「セカンドですね。(秋季)キャンプから守らせてもらっていて自分がレギュラーを勝ち取れるように。自分の売りはスピード感なので守備範囲(の広さ)とスピードを生かしてやっていきたい」と語気を強めた。