フランス1部スタッド・ランスに所属する日本代表MF伊東純也(31)が〝欧州トップ〟に立った。
米メディア「アスレティック」の公式Xは今季の欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)の各クラブでキーパス(決定的なパス)を出した割合に関するデータを集計し、伊東が33・9%で全体1位となった。同メディアは「イプスウィッチのDFリーフ・デービス(全体2位の31・3%)はプレミアリーグの残留を目指すチームの創造力の中心だ。欧州トップ5リーグでチームのチャンスをデービスより多く生み出しているのはリーグ1(フランス1部リーグ)の伊東純也だけだ」と伝えた。
右ウイングを務める伊東はここまでリーグ全13試合に先発し、3得点3アシストをマークしているが、この数字以上にチームに対する貢献度は高かった。日本代表でも大活躍中で、森保一監督にとっても欠かせない戦力であることが証明された格好だ。
またスペイン1部バルセロナのFWラフィーニャが25・4%で全体8位。イングランド・プレミアリーグのアーセナルに所属するFWブカヨ・サカは27・7%で12位、同リーグのチェルシーに所属するMFコール・パーマーが23・6%で18位だった。同メディアは「バルセロナはラフィーニャに大きく依存しており、アーセナルとチェルシーはそれぞれパーマーとサカが創造力を担っている」と指摘していた。