西武・渡辺勇太朗投手(24)が3日、球団事務所で契約更改交渉に臨み1180万円増の年俸2000万円(金額は推定)で来季の契約を更改した。
6年目の今季、渡辺は5月から先発ローテに加わり自己最多14試合(87回2/3)に登板し3勝4敗、防御率2・67をマークした。
渡辺は「(年俸が)これくらい上がってほしいというところまで上がったのでうれしい。球団からは『シーズン中盤からローテーションを守ってしっかり貢献してくれた』といってもらいました」と笑顔を見せた。
8月29日のロッテ戦(ZOZOマリン)で負った右腓骨(ひこつ)骨折も癒えた。
オフの強化ポイントについては「体を速く動かすことが苦手なので、そこを鍛えていく。体が速く動けば球速もアップすると思う。(技術面では)三振が欲しい場面で確実にそれが取れるボールの精度を磨きたい」と語り決め球のスライダー、スプリットのレベルアップを誓った。