Infoseek 楽天

『篠山紀信先生を偲ぶ会』に400人出席 野田秀樹「お釈迦様にシャッターを押しているのでは」

東スポWEB 2024年12月3日 21時19分

1月4日に83歳で亡くなった写真家の篠山紀信さんのお別れ会「篠山紀信先生を偲ぶ会」が3日に都内で行われ、親交のあった著名人や関係者ら約400人が出席した。

会場には篠山さんの若かりし頃の写真や手がけた写真集、表紙を飾った雑誌、愛用していた8×10のカメラなどが展示された。司会はフリーアナウンサーの有働由美子が務めた。

弔辞を述べたのは劇作家・演出家の野田秀樹だ。盟友である篠山さんとの思い出の数々を振り返ると「きっと今頃、お釈迦様のそばに、背中を向けて近づいて油断させたところを、振り向きざまにシャッターを押しているのではないでしょうか。そしてその釈迦様の写真を、今度私に見せる時、『野田、お釈迦様って結構、普通なのよ』と言うに決まっています」と思いをはせた。

また、歌舞伎役者の市川團十郎やデザイナーのコシノジュンコ、有働らもスピーチ。本人のインタビュー映像なども流れ笑いあり涙ありのお別れ会となった。

同会には他にも、歌舞伎役者の松本白鸚、中村勘九郎、中村七之助、俳優の真琴つばさ、真矢ミキ、西田ひかる、劇作家の長塚圭史などが出席した。

この記事の関連ニュース