ボートレース徳山の「日本モーターボート選手会会長賞」は3日、準優勝戦が行われた。
前田将太(36=福岡)は準優10R、インからコンマ13のトップスタートを決めて逃げ圧勝。「スタートは2(森永)と3(蜂須)が来てなかったけど、自分を信じて行った」と中ヘコミのスリット隊形にも動じず、自分のレースに徹した。「仕上がりは、すこぶるいい感じ。行き足中心に全部がいい」と上位級の舟足に自信をのぞかせる。
賞金ランク22位からのグランプリ出場を期して下関SGチャレンジカップに出場も届かなかった。今節は、その下関からの転戦も「気持ち的には関係なかった。一戦一戦ですよ」と、しっかり勝ち上がってきた。
「徳山はエンジンが出るし相性がいい。(青木)玄太さんに久しぶりの優勝をしてもらいたいけど、もちろん自分も優勝したい」。虎視眈々と今年3回目の優勝を狙っている。