藤川阪神のホープ・山田脩也内野手(19)が3日に兵庫・西宮市内の球団施設で行われた新人選手研修に参加。複数の講義を受け、中でも印象的だったのが「お金の管理について」だといい「将来、野球を辞めた後のことを考えたら、お金をためておくことが大切だと思うので。そういうのを学びました」と話した。
そんなドラ3ルーキーは、秋季キャンプの紅白戦で「1番・遊撃」に抜てきされて二塁打を放つなど猛アピール。藤川球児監督(44)も「各コーチからの評価も能力もすごく高い。さらに育成をかけていくような選手だと思っています」と、じっくりと育成する方針を示しつつ、ポテンシャルの高さを評価していた。
今オフはさらなるレベルアップを目指し、千葉県内の施設で動作解析を行う予定だそうで「どういう体の使い方をすればうまく出力が出せるのかを知りたいなと。スイングスピードも上げていかないといけないなと感じていて、平均110キロをあればいいかなと思っています」とうなずいた。
昨年は「触り心地、抱き心地がいい」というくまのプーさんの抱き枕とともに「虎風荘」に入寮。今季は一軍出場がなく二軍戦が主戦場となったが、熱い虎党からの差し入れでプーさんが〝増殖〟しているらしい。
「ちっちゃいプーさん、ディズニーのお土産のプーさんとかとかいろいろいます。数は数えていませんが…。少なくても10匹は超えていますね」。藤川監督ら首脳陣からも成長を期待される山田が一軍デビューを果たし、甲子園で活躍できるようになれば寮の自室がプーさんで埋め尽くされるかもしれない。