音楽チャートで世界的に知られる米誌「ビルボード」は3日、ビヨンセを21世紀最高のポップスターに選出した。
選出理由について同誌は、「編集者らはビヨンセの過去25年間にわたる影響力、インパクト、進化を考慮した結果、リストの頂点にビヨンセを選んだ」と指摘。「ビヨンセの革新性や進化、そしてあらゆる面での卓越性への取り組みは、今世紀の他の全てのポップスターを評価する上で基準となった」と称賛した。
ビヨンセはこれまで音楽賞の最高峰とされるグラミー賞を史上最多となる32回受賞。今年リリースされたアルバム「カウボーイ・カーター」では11部門でノミネートされており、来年1月の同賞受賞式ではさらに多くのトロフィーを獲得することを期待されている。
同誌によると、ビヨンセはビルボードチャートでも多くの記録を持ち、「ホット100」では9曲が1位、24曲がトップ10入りし、ソロとして2003年に発表したデビューアルバム「デンジャラスリィ・イン・ラヴ」を含め8枚が「ビルボード200」アルバムチャートで1位を獲得している。
ビヨンセはR&Bのガールズグループ、デスティニーズ・チャイルドの中心的メンバーとして1997年にデビュー。2005年の解散までにアルバム3000万枚を売り上げた。