西武・今井達也投手(26)が4日、球団事務所で契約更改交渉に臨み1億円アップの1億8000万円で来季の契約を更改した。
8年目の今季、今井は19試合に登板し2年連続2ケタ勝利となる10勝(8敗)をマーク。防御率2・34はリーグ3位で、187奪三振で自身初のタイトルを獲得した。
今井は「数字に関してもそうですし、数字以外の勝利に対する姿勢だったりを評価してもらいました。そういう部分を見てくださっているというのはうれしかった。ケガなく1年間ローテーションを守り切ることができましたし、常にレベルアップをしていく姿勢を崩さずに1年間、全うできたと思う」と今季を振り返った。
来季に向けては「最多奪三振のタイトルは必ず取りたい。そこは譲りたくない。今年も200奪三振を目標にしていたけど13個足りなかった。もうひとつ空振りを取れる球種を増やしたり投球の幅を広げていきたい」と今季も投げていたフォークボールの改善に言及していた。
すでに西口文也監督(52)からは来年3月28日の日本ハム戦(ベルーナ)で2年連続となる開幕投手に指名されている。
今井は「今年以上にイニングを増やして、その分三振も取りたい。とにかくレベルの高いピッチャーを目指す。日本のプロ野球で1番を目指すことだけを考えている」と9年目となる来季に自信をみなぎらせていた。
(金額は推定)