伊勢崎オートGⅡ「レジェンドカップ」が4日、開幕した。森且行(50=川口)の初日は2着スタート。動きには見どころがあり、見通しは決して暗くない。
先に抜け出した同ハンの角南一如(46=山陽)には完敗。だが、後尾から抜き上げる動きは上々で、終盤はグリップ開け開けで大きなコースを独走した角南と比べても足色は遜色なかった。悲観する必要はない。
「前回(ナイター)のまま行ったけど、昼だとダメだね。タイヤもかからなかった」
それでも、角南のタイム(3・394)を確認すると小さくうなずき「昼のセッティングを探さないと」と続けた。レースの時間帯が変わったことでエンジンには微妙なズレが生じたが、そこまで深刻な症状ではないとみていい。
「エンジンはちょっと鈍いかな。キャブとヘッド周り(を扱う)。あとはタイヤを替えれば」。マシンと足周りの両面から修正を施し、2日目以降の反撃につなげる。