大みそかの格闘技イベント「RIZIN DECADE」(さいたまスーパーアリーナ)の第3部「RIZIN.49」の会見が5日に都内で行われ、RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(35=ブラジル)が前RIZINフェザー級王者のヴガール・ケラモフ(32=アゼルバイジャン)を相手にV4戦を行うと発表した。
9月にルイス・グスタボ(ブラジル)を下しV3に成功しているサトシは今回、階級をあげて挑んでくるケラモフを迎え撃つ。サトシは「強い選手だからいい試合になると思います。みんなにいい試合を見せたい」と意気込む。相手について「倒して上から殴って…。立ちでも思い切り出すから、パンチやキックを」と警戒。それでも「いろいろ練習しているけど、今年は柔術を見せていないから、今回は柔術でフィニッシュ考えます」と寝技での一本勝ちを宣言した。
対するケラモフは「71キロのタイトルに挑戦させてもらうことを光栄に思っています」とコメント。さらに「自分自身の能力を試すためにサトシ選手と戦いたいと常々思っていましたが、この先階級を変えるつもりはなく、狙いはあくまでも66キロのベルトであり、71キロのベルトも同時に保持することです」と2階級制覇の野望を告白。「私たちの試合が一番盛り上がるのでファンのみなさんにはぜひとも大みそかに記念すべき大会を一緒に盛り上げましょう」と呼びかけた。
この日はほかにRIZINフライ級王座戦「王者・堀口恭司VS挑戦者・エンカジムーロ・ズールー」、バンタム級次期挑戦者決定戦「元谷友貴VS秋元強真」、「伊澤星花VSルシア・アプデルガリム」、「武田光司VS新居すぐる」、「大雅VS梅野源治」、RIZIN甲子園決勝戦「横内三旺VS斉藤健心」のMMA戦6試合が発表された。