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【柔道】パリ五輪銀・村尾三四郎 帰国後の気分転換は〝練習〟「モヤモヤを取り除きたい」

東スポWEB 2024年12月5日 17時24分

柔道男子90キロ級でパリ五輪銀メダルの村尾三四郎(JESグループ)は、悔しさをモチベーションに変えている。
金メダルを目指したパリ五輪は決勝でラシャ・ベカウリ(ジョージア)に惜しくも敗戦。「なかなかモヤモヤした気持ちが消化できなかった」と帰国後の8月末から本格的に練習を再開したという。5日に都内で行われたグランドスラム東京大会(7~8日、東京体育館)の直前合宿後の取材では「練習をしてモヤモヤを取り除きたいというか、心を充実させるために柔道を早くやった」と狙いを明かした。

多くのオリンピアンは帰国後に休養などをとって気分転換。しかし、村尾にとっては柔道が最大の良薬だった。「試合が続いていたので、自分の柔道自体を伸ばす練習がなかなかできなかった。新しい技術に取り組んだり、今までやったことないことをやったり、柔道を純粋に楽しむことができたので、休暇というよりかは、そういうふうに自分で心にフレッシュができた」と振り返った。

今大会は「(パリ五輪で)金メダルだったら出ていないんじゃないかな。銀メダルだったからこそ、早く戦いの場に戻りたい」と出場を決断。4年後に向けて「今回のパリの負けがあったからこそ、ロスで金メダル取れたよねと言えるように僕はやっていくだけ」とリスタートを誓った。

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