ノアは5日、来年1月1日の日本武道館大会に向けた記者会見を行い、スペシャルシングルマッチに出場する拳王(39)が〝想い人〟へ熱烈なアピールをした。
銀のスーツに緑のネクタイでビシっと決めた拳王は神妙な表情で登壇。「新春の 方舟に乗る 想い人 われても末に あはむとぞ思う」と歌を詠んだ。この歌は鳥羽天皇の第一皇子・崇徳院が詠んだ「瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に あはむとぞ思ふ」の下の句を引用したと思われる。愛しい人に対し「今は離れていても、いつか会える」という意味が込められている。拳王は直筆と思われる同歌の書とともに、写真撮影に臨んだ。
1月1日に40歳の誕生日を迎える拳王はかねて「2025年、ノア25周年イヤーだ。ふさわしい男と戦いたいと思っているぞ。俺は動く。その男はノアのリングが一番似合うと俺は思っている!」とファンに対し宣言している。想い人が振り向くのか。注目だ。