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【F1】角田裕毅が昇格迷うレッドブルに退団辞さない強硬発言「彼らに頼り続けることはできない」

東スポWEB 2024年12月6日 5時9分

F1のRBに所属する角田裕毅(24)が、運命の一戦へ向けて〝爆弾発言〟だ。今季最終戦のアブダビ・グランプリ(GP=8日決勝)を前に現地で取材対応し、注目される親チーム・レッドブルへの昇格について胸中を吐露した。

オランダのモータースポーツ専門メディア「レーシングニュース365」は「角田は、多額の資金援助をしてきたホンダが来年末にレッドブルを離れアストンマーティンに移籍することになり、自身の立場や長期的な将来がどうなるのか不確かなままとなっている」とした上で、角田が自身の去就について他チームを含めて考慮していると発言したことに注目した。

角田は「正直に言うと、はっきりしない」と前置きした上で「(契約未定の)2026年のRBにも参加できるかもしれないが…。正直、彼ら(レッドブルグループ)が何を望んでいるのかよく分からない。だが、ドライバーとして、特に多くの話が出ている中で、彼らに頼り続けることはできない」ときっぱり。角田は実力が高く評価されて今季は他チームから複数のオファーを得ており、レッドブルが自身を〝冷遇〟するようなら退団も辞さない強気の姿勢を見せたのだ。

さらに「だから、選択肢がいくつかあるのはいつだって良いことだ。だが今のところ、必ずしもそれを見つけようとしているわけではない。今、本当に悪い状況にあるわけではない。だから、来年どんな車を運転するか、そして来年のシーズンがどうなるかによって決まると思う」と繰り返し強調。熱望するレッドブルへの昇格がかなわなければ、RBで自身の実力をアピールしていつでもライバルチームへ移籍できる状況を整えるというわけだ。

同メディアが指摘したように、26年から発足するアストンマーティン・ホンダが有力な選択肢になることは周知の通り。強硬姿勢でレッドブル側にプレッシャーをかけつつ、最終戦で強烈なパフォーマンスを披露して昇格を勝ち取る覚悟だ。

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