新日本プロレス6日の鹿児島大会にノアの拳王(39)が電撃来場し、KENTA(43)に宣戦布告した。
この日の第2試合ではKENTA、ゲイブ・キッド、SANADA、チェーズ・オーエンズ組が後藤洋央紀、YOSHI―HASHI、アレックス・ゼイン、田口隆祐組と対戦。KENTAが田口を丸め込んで3カウントを奪ったのだが、試合後にサプライズが待っていた。何と拳王が花道から姿を現したのだ。
拳王はノアの来年1月1日日本武道館大会で〝想い人〟とのスペシャルシングルマッチが決定済み。リングでマイクを握ると「オイ、KENTA! いや…俺の想い人のKENTA。お前の故郷、プロレスリング・ノアも来年25周年だ。お前に故郷を思う気持ちがあるのなら、2025年1月1日、日本武道館のリングに上がれ。そして俺と1対1でシングルマッチをやれ」と対戦を要求した
前半は関東地方を中心に開催されていたシリーズの中で、よりにもよって鹿児島に訪れた拳王に対し、KENTAは「まずひと言、こんなド田舎までよく来たよ。数ある大会の中からさつませんだいを選んで、ここのファンも喜んでるよ」と高評価。「1月1日? 日本武道館? 断る理由なんてねえよ。やってやるよ」と受諾した。
〝想い人〟への想いが成就した拳王は「お前がいない間に、俺、メチャクチャ強くなったからな。オイ! 1月1日、KENTA! お前を完膚なきまでに倒してやるからな」とニヤリ。「1月1日、日本武道館であのKENTAを倒したら、再び新日本のリングに上がり、〝アイツ〟をまた倒しに殴りこみに来るのも面白いよな」と、2023年1月の新日本・ノア対抗戦(横浜アリーナ)で敗れている内藤哲也へのリベンジも示唆していた。