国民民主党の榛葉賀津也幹事長は6日に国会内で開いた会見で、〝不倫問題〟が発覚し謝罪した玉木雄一郎代表に対し、3か月の役職停止処分と決めたことに言及した。
玉木氏の役職停止期間中の職務は、古川元久代表代行が担っている。
榛葉氏は「3か月間、代表が役職停止というのは極めて重いよ。税制改正や概算要求の予算編成の年末年始、そして党大会など、めじろ押しの年初め。年末年始に代表が役職停止というのは、私は極めて重いと思う。3か月間の根拠はわれわれの判断です」と明かした。
玉木氏を処分したことで、来夏に予定される参院選の候補者擁立作業などに「影響が出るのではないか」などと報じられているが、榛葉氏「影響は出ていません」とキッパリ。「(候補者の)公募はガンガン来ていますから。代表が役職停止になったあとも、ものすごい公募がきているので、参院選は頑張りたい。従って党勢拡大にはまったく影響がありません」と断言した。
来年3月3日までの期間、役職停止中となった玉木氏の政治活動はどうなるか。
「玉木さんはこれからも一議員としてテレビに出ますし新聞の取材も受けますからね。(処分を受けても)なんでもできますから。それは議員の権利です。一議員としてどんどん発信してもらいたいと思っています」と榛葉氏は語った。