伊勢崎オートのGⅡ「レジェンドカップ」は6日(3日目)、準々決勝戦が行われた。8Rで有吉辰也(48=飯塚)が内外自在に追い上げ今節初勝利。準決勝戦に進んだ。
今節は跳ねに苦しみ初日は5着、2日目は6着と不発だったが「やっと跳ねが直った。解消した」と好結果も相まってレース後は笑顔がこぼれた。
「跳ねていたら穴見(和正)さんの中には行けない。足周りが大丈夫だったから突っ込めた」とインファイターを内からさばく好内容。「風がある中で上がりタイム(3・407秒)も出ていた」と及第点の仕上がりだ。ただ満足はしない。「エンジンは少し弱い感じがする。リング交換とセッティングでメリハリを出したい」と上積みを図る構え。
「風が苦手だし冬の伊勢崎はあんまり…」とネガティブなフレーズで苦笑いするが、レジェンドカップは2大会連続優出中と相性はいい。足周りの難題がなくなったのは好材料で、エンジンを仕上げ3連続のファイナル進出を狙う。