ボートレース尼崎の「名物尼崎あんかけチャンポン杯」は6日、3日間の予選が終了。優勝戦に進むベスト6が決定した。
柳内敬太(35=兵庫)は3日目4R、2コースから鋭く差してバックで1号艇の柏野幸二に並びかけると、2Mを先に回って1着ゴール。9Rは4コースから大外を回って2着。5戦3勝2着2本で予選首位通過、優勝戦絶好枠をゲットした。
「伸びと1Mのターン回りがいいと思います。3日目は安定板が付いたけど、付かない方がいいかな。付いていない方がスタートして出て行く気がします」と安定板の影響はあったものの、機力はバランスが取れて上々だ。
2025年前期勝率で6・49をマークしA1初昇格を決めるなど、近年はハンドルに磨きがかかっている。当地の優出は今回で4回目だが、V戦1号艇は初。「間嶋さんの前づけが怖いですね。でも、Sは気合で行きます」と気迫の踏み込みで、悲願の地元初Vへ突き進む。