ボートレース鳴門のGI「大渦大賞開設71周年記念競走」は6日、予選最終日となる4日目が行われた。
佐々木完太(28=山口)は予選最終日1Rは、2コースから握って首位争いに参戦すると、道中の競り合いを制して白星をもぎ取った。6Rは5コースから3着とまとめ、21位タイから13位に浮上し、予選通過。勝負駆けをクリアして「マジよかったっす」とホッと胸をなで下ろした。
「出ることはなく、本当に普通で中堅。特徴らしい特徴は感じない」と目立つような舟足ではない。ただ「非対称のペラだけど、自分はこういう体感が好き。ペラはやったけど、ずっと乗りやすい。」と体感、操縦性の良さには自信をのぞかせる。
準優、優勝戦の行われる5、6日目はいずれも強風の予報。荒れ水面なら安定した乗り心地も武器になる。「天気が荒れるなら、その方がいい。全速ターンで展開を突いて」と不敵な笑みを浮かべる。