女子プロレス「スターダム」の葉月(27)が、〝聖地〟へ帰還だ。
STRONG女子王座への挑戦権を獲得した葉月は、15日(日本時間16日)の新日本プロレス米国・カリフォルニア大会「Strong Style Evolved」で同王者メルセデス・モネに挑戦する。昨年4月、当時IWGP女子王者だったモネにAZMと3WAYで挑戦したが、王座を奪えず悔しい思いをした。
「あの時モネとはほぼ戦ってないようなもの。今回は真っ向勝負できるから楽しみですね。モネからあのベルトを奪って葉月色に染め上げる。世界中で日本の女子プロレスの〝戦い〟を見せたい」と意気込んだ。
早くも王座獲得後の青写真を描く葉月は、初防衛戦の場所に団体の年内最終興行・両国国技館大会(29日)を指定。さらに将来的にはプロレス・格闘技の〝聖地〟、米ニューヨークのマジソンスクエア・ガーデン(MS・G)での防衛戦を熱望した。
同会場は2019年4月に出場した新日本とROHの合同興行が行われた思い出の地。「年内最後なので、あまりもののカードじゃなくて王座戦をやりたいですね。そしてMS・Gはお客さんの声援と熱量がすごく超テンション上がったのを覚えてます。あの場所で防衛戦ができたら最高ですよね」
王座戦の前にはやるべきことがある。葉月はコグマと組み臨んだタッグリーグ「ゴッデス・オブ・スターダム」でブルーゴッデスを1位通過。決勝トーナメント(7日、浜松)への進出を決めた。21年以来2度目の優勝を狙う葉月は「今回のタッグリーグでうちらはタッグ屋としてもっと上に行けるなって確信したので、最低でも優勝です。そして個人としてはタイトルマッチに勢いをつけたいですね」と闘志を燃やした。