フィギュアスケートのジュニアグランプリ（ＧＰ）ファイナル（グルノーブル）女子フリー（６日＝日本時間７日）、島田麻央（１６＝木下グループ）は１２５・７４点、ショートプログラム（ＳＰ）と合わせ、１９９・４６点でトップとなり、史上初の３連覇。国際スケート連盟（ＩＳＵ）公認のジュニア国際大会で負けなしの１３戦全勝とした。
さらに和田薫子（グランプリ東海ク）が２位、中井亜美（ＴＯＫＩＯインカラミ）が３位となり、日本勢が表彰台を独占した。全種目を通じて史上初の快挙に３人は国旗を背負って氷上で〝日の丸ジャンプ〟を披露。喜びを表していた。
国際スケート連盟（ＩＳＵ）の公式サイトによると、島田は「歴史的な快挙に参加できてとてもうれしいです。日本のジュニアの層が本当に厚いことを証明できた」とし「今日のパフォーマンスは残念なミスをたくさんしました。反省しなければなりませんが、昨年よりも成長できたのは確かです。昨年は自分が犯したミスが心に響きましたが、それを克服し、ミスを繰り返さないようにすることができました」とコメントしたという。
ＳＮＳやネット上では「まさか３連覇とは…失敗もあったのにすごい」「憧れの浅田真央さんを超える勢い」「真央ちゃんの後継者」「長時間ジュニアにいるのがもったいない」「負ける気がしない」「日本選手権も期待してます」「日本選手権で優勝しそう」「それでも（年齢制限により）オリンピックには出られないのか」との声が書き込まれていた。