新日本プロレスは7日、米国・AEWらとの合同興行「レッスルダイナスティ」(来年1月5日、東京ドーム)の追加対戦カードを発表した。
新たに決定したのはIWGP・GLOBALヘビー級王者のデビッド・フィンレーとAEWのブロディ・キングとのシングルマッチだ。2019年には新日本マットでも活躍したブロディは、現在AEWで「ハウス・オブ・ブラック」のメンバーとして活躍。現在開催中のリーグ戦「コンチネンタル・クラシック」にもエントリーするなどトップ戦線で存在感を示している。
発端は5日宮崎大会で、ブロディがVTRで登場し「ウォー・ドッグスの相手はこの俺だ」とフィンレーに対戦を要求した。すると6日鹿児島大会のリング上で外道がスマートフォンをスピーカーにしてフィンレーと公開電話会談を敢行。会場にいたほとんどの人間はフィンレーが英語で何を言っているのか分からない様子だったが、実際には「お前を箱詰めにしてトニー(カーン社長)おじさんの元に送り返してやる。本気でかかってくるんだな。命令を受ける男と、命令をする男が戦ったらどうなるのか、俺が見せてやる」と宣戦布告していた。
フィンレーは来年1月4日東京ドーム大会で辻陽太とのGLOBAL王座V5戦を控えている。2日連続で強敵との対戦となるが、ウォー・ドッグスのリーダーとして実力を誇示することができるのか――。