フィギュアスケート男子で五輪2連覇を果たしたプロスケーター・羽生結弦(30)が制作・指揮するアイスストーリー第3弾「Yuzuru Hanyu ICE STORY 3rd―Echoes of Life―TOUR」の開幕を前に、会場周辺では大行列ができている。
30歳の誕生日を迎えた7日にさいたまスーパーアリーナで当アイスショーが幕を開ける。初日公演は午後5時スタートだが、午後3時の段階で多くのファンが来場。最寄り駅のさいたま新都心駅ではストリートピアノで羽生と縁の深い曲を演奏する人が現れ、人だかりができた。
会場ではオフィシャルパートナーの企業がブーズを出展している。ボディーケア商品などを扱うファイテン社は協賛記念のブレスレットを特別先行販売。新商品を求めるファンの行列は約1時間待ちと大反響で、同社の担当者は「ありがたい限りです」と感謝を口にした。
製薬メーカーの東和薬品はフォトスポットを用意。同社の担当者によると、撮影時間を1人1分と計算しても40分以上待つという。
この日は日本人だけでなく、中国を中心としたアジア圏のファンも多く来場。羽生の横断幕を持った中国人や「Happy Birthday Yuzu」と書かれた横断幕にファンが寄せ書きをする場面が見受けられた。