ボートレースまるがめのGⅢ「オールレディース 篠崎こころCUP」は7日、優勝戦が行われ、5号艇の長嶋万記が道中逆転で1着。今年初Vを飾った。
荒天のため安定板装着、周回短縮(2周)で行われた最終決戦。6艇すべてコンマ0台の激しいスタート合戦。1号艇の細川裕子がコンマ04のトップスタートで先マイも3コースの今井裕梨が外から強襲。細川が今井の攻めに反応して外にふくらむ。バックでは、その内を突いた長嶋、2号艇・田口節子、4号艇・小芦るり華、今井が並走する大激戦となった。
2Mでは長嶋が先に回した田口、小芦を冷静に差して抜け出すと、そのまま1着でゴールした。ピットに帰投した長嶋自身も「信じられない。足的に全く自信がなかった」と驚きの表情を隠せなかった。
昨年はGⅡ2Vを含む6Vの活躍も、今年はここまで0Vと思うような結果が出ていなかっただけに「本当にうれしいです」と笑顔が弾けた。