〝お騒がせ女子プロレスラー〟ウナギ・サヤカ(38)が、古巣の先輩、スターダムの中野たむに宣戦布告だ。
タッグリーグ「ゴッデス・オブ・スターダム」の決勝トーナメントが行われた7日の浜松大会に電撃登場し、中野に来年1月3日東京ガーデンシアター大会(有明)での一騎打ちを要求。大会後、取材に応じたウナギは「何で来たか? 浜松と言えばウナギでしょ。東京に行ってもつまんないからさ、あえてタッグリーグをぶち壊しに来ました」とふてぶてしい表情で言い放った。
ウナギは2020年11月にスターダムに入団。中野、白川未奈と「コズミック・エンジェルズ(CA)」を結成し、3人でアーティスト王座を戴冠するなど活躍した。
だが、22年10月に突然スターダムマットを去り、他団体を主戦場とする「ギャン期」に突入。古巣マット帰還するのは大きな決断だったという。「クビになった場所なので、乗り込むには勇気がいりました。でも、スターダムは自分がプロレスで生きていくっていうのを決めた原点の場所。2025年は間違いなくウナギ・サヤカが一番を取りにいきたいので、倒しておかなきゃいけない相手と新年1発目にやりたいっていうのが一番の理由です」
ギャン期中は「スターダムの1強を崩す」と目標を掲げていた。だが、約2年ぶりに訪れた古巣マットの景色には落胆したという。「私がいた時は間違いなくスターダムが圧倒的に1強だったけど、最近は1強って言われなくなったことが悲しい。だから中野たむが小さい世界の中で生きてるっていうことを実感させたい」と予告する。
「(CAの時に中野から)『もっともっと苦しい思いをして強くなれ』って言われてましたけど、この2年間、誰よりも苦しい思いもしてきましたし、もうお前は終わりだとここで証明したい」。お騒がせ女子レスラーが、新春の話題を独占する。