米国・AEWの「AEW COLLISION」が7日(日本時間8日)に放送され、「コンチネンタル・クラシック」ブルーリーグ公式戦でコンチネンタル王者のオカダ・カズチカ(37)がカイル・フレッチャー(25)に初黒星を喫した。
自身の持つコンチネンタル王座をかけたリーグ戦は、全12選手が参戦し2ブロック制で行われる。公式戦は20分1本勝負で、勝利の場合3点、引き分けの場合1点、敗北の場合は0点の勝ち点が与えられる。
ここまで2戦して1勝1分けのオカダは、2連勝中のフレッチャーと激突。新日本プロレスで「ユナイテッド・エンパイア」の一員として活躍していたフレッチャーは現在、「ドン・キャリス・ファミリー」で悪に染まっている。
代名詞のドロップキックを決めたオカダは、フレッチャーを追いかけて場外へ。しかしハーフネルソンスープレックスで投げ捨てられ、リングに戻ってもハイアングルのシットダウンパワーボムを浴びてしまう。
ショートレンジラリアートからのレインメーカーを回避されると、打撃合戦からショットガンドロップキックを決めて反撃に転じた。さらにフレッチャーをレフェリーに突き飛ばしたが、これが結果的に裏目に出る。逆にレフェリーの死角を突いた急所攻撃を浴び、そのまま垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪われてしまった。
オカダは勝ち点4のままで、3連勝のフレッチャーとは勝ち点で「5」の差がついてしまう痛恨の敗戦となった。一方で首位を独走するフレッチャーは11月のPPV「フル・ギア」で撃破したウィル・オスプレイに続く大物狩りに成功し、鮮烈なインパクトを残した。