フィギュアスケート男子の佐藤駿(エームサービス・明大)が初の表彰台を勝ち取った。
ショートプログラム(SP)4位で迎えたグランプリ(GP)ファイナル(7日=日本時間8日、フランス・グルノーブル)のフリーでは184・54点をマーク。合計270・82点で銅メダルを獲得した。演技後の会見では「ここに来る時にメダルを取るということを目標としていた。そのメダルを取ることはできて率直にうれしく思っている」と声を弾ませた。
自身の持ち味である4回転ルッツを着氷させると、4回転フリップは転倒したが、大きなミスなく演じきった。それでも「今大会でダメだった部分、特にSPをたくさん練習したい」と満足する様子はない。
次戦は20日に開幕する全日本選手権(大阪)だ。「去年はみんなですごい全日本にすることが出来た。みんなでいい演技をして、すごい全日本にできるように頑張っていきたい」と気を引き締めた。