買春疑惑で〝無期限謹慎中〟さらにはチャールズ国王からロイヤルロッジからの立ち退きを命じられているアンドルー王子が、今年のクリスマスは王室恒例となるサンドリンガム邸での祝賀会を欠席する「完璧な言い訳」を見つけたという。先日、英メディア「OK!マガジン」が報じた。
王室は160年以上にわたり、ノーフォークのサンドリンガム邸でクリスマスを過ごしている。この祝賀行事は小規模なものではなく、アンドルー王子、元妻サラ・ファーガソン、娘のベアトリス王女とユージェニー王女を含む大家族が出席するのが通例だった。
しかし、元BBC王室特派員のジェニー・ボンド氏によると、今年のクリスマスはアンドルー王子には出席しない「完璧な言い訳」があるという。娘のユージェニーとベアトリスは結婚して母親になったため、ボンド氏は「家がいっぱいになりすぎるかもしれない」と語っているのだ。
同氏は「家族が増えると、生活はより複雑になります。そして(アンドルー王子の)ヨーク家には今や2人の婿と4人の孫がいて、そのことも考慮しなければなりません。ですから、サンドリンガムで王室の拡大した家族全員をひとつ屋根の下に集めるのは、難しくなり始めています。特にカミラ夫人の家族も考慮しなければならないのです」と説明した。
国王は間違いなく弟とその家族を招待するだろうが、同氏は「チャールズは執念深い男ではない。兄弟間で何が起ころうとも、国王はアンドルーとその家族を王室の大きな行事に招待し続けるだろうと思う」とも指摘した
ボンド氏は、アンドルー王子とサラ元夫人が自分たちで祝うほうが簡単かもしれないと説明した後に「アンドルー王子の家族が増えれば、彼とサラにはサンドリンガムを避けて娘たちや小さな子供たちに囲まれる完璧な理由ができます。ベアトリス王女とユージェニー王女は両親をとても大切にしていますから」とも付け加えた。
アンドルー王子はロイヤルロッジに滞在するための資金を求め、暴露本を書くかもしれないといううわさが渦巻いている最中。しかも立ち退き問題は進展せず〝無期限謹慎中〟とあれば、理由をつけて華やか舞台から逃避したいと思うのも当然かもしれない。