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【箱根駅伝】東洋大・酒井監督 区間配置に抜かりなし「何パターンか準備しなくてはいけない」

東スポWEB 2024年12月9日 20時0分

来年1月2、3日に行われる第101回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する東洋大の酒井俊幸監督が〝プランニング〟を明かした。

前回大会で4位に入り、19年連続でシード権を確保。継続中としては最長記録を持つが、今季の学生3大駅伝初戦となった出雲駅伝で11位、全日本大学駅伝も13位と苦戦を強いられている。それでも、指揮官は9日に東京・白山キャンパスで行われた箱根駅伝の壮行会後の取材で「全日本に出場した4年生の調子が良くなってきて、チームのムードも良くなってきた。戦力が整ってきた」と手応えを口にした。

約3週間後の大一番に向けて、区間配置の構想も入念に練っている段階。「やはり何パターンか準備しなくてはいけない。普段から1区間大体2人ぐらいの構想で、何かあった時のためや、戦術も前半型とかバランス型とか、今考えているところ」と切り出した上で「エースをどこに置くのか、山(5区、6区)をどうするのか。大会の3週間前なので、まだ追い込みの期間でもあるので、追い込みをしながら、だんだん見極めのところで絞られていくのかなと思っている」との見解を語った。

箱根路の運命を握るエースには前回大会の2区で6位だった梅崎蓮(4年)を指名し「4年間で梅崎がしっかり箱根で成績を残している。前回も(1時間)6分台で走っていて、そこから流れが変わった。2年連続の2区起用なら彼の走りが非常に大事」と分析した。

指揮官の言葉を受け、梅崎は「そう言われたのあれば自分がキーマンとなるのでしっかり走りたい」ときっぱり。20年連続のシード権奪取へ、着々と準備を進めていく。

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