ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)がIBF&WBO同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)との防衛戦(24日、東京・有明アリーナ)を控えるなか、米国のレジェンドがモンスターの〝ドリームマッチ〟をブチ上げた。
米専門メディア「ボクシング・シーン」は、元世界4階級制覇王者で現在はプロモーターを務めるロイ・ジョーンズ・ジュニア氏が選ぶ「2025年にファンにプレゼントしたい試合」を特集した。
同氏は、世界スーパーミドル級3団体統一王者サウル〝カネロ〟アルバレス(メキシコ)とWBC世界ライトヘビー級暫定王者デビッド・ベナビデス(米国)や、ともに元世界ヘビー級3団体統一王者のタイソン・フューリー(英国)とアンソニー・ジョシュア(英国)の対決などと並び、井上とIBF世界ライト級王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)による〝夢対決〟を選出した。
同記事では、ジョーンズ氏が「ロマ(ロマチェンコ)はテクニックに優れているから、いい試合になるだろう。ロマは今、自分よりはるかに大きな相手と戦っている。井上は彼に近い体格だ。本当にいい試合になるだろう」と語ったことを伝えた。