F1のRBに所属する角田裕毅(24)が、9日(日本時間10日)に行われたテスト走行で初めてレッドブルの最新マシンに乗って〝デビュー〟を果たした。
シーズン終了後となる今回のテストでは、各チーム2台の車を走らせる。1台はルーキー、もう1台は来季に向けたタイヤテストが目的となり、角田はレッドブルで大役を任されることになった。
午前中から始まったテスト走行で、角田がレッドブルのユニホームを着て実車する様子が各国メディアで続々と報道され、その画像がSNS上などで拡散されると、瞬く間に注目が集まった。
オランダのモータースポーツ専門メディア「レーシングニュース365」は「角田裕毅がレッドブルF1デビュー」と題して大々的に報道。「角田はこれまでレッドブルの古いマシンしか運転したことがなく、プロジェクトに長く関わってきたにもかかわらず、最新のチャレンジャーカーのハンドルを握ったことはなかった。セルジオ・ペレスの将来が不透明な中、この24歳の選手は2025年にレッドブルへの昇格が噂されている」と昇格に期待を寄せた。
英モータースポーツ専門メディア「ザ・レース」も「おおおお、角田裕毅がレッドブルに乗っている!」とX(旧ツイッター)に画像とともに投稿。するとこれに対してファンが続々と反応し、「来シーズンはユウキがフルタイムのシートにいてほしい」「すごくかっこいい!!」「彼がレッドブルを説得できるといいのですが」「「ユウキに正義を」などと熱狂する声が相次いでいる。
レッドブル昇格へ、角田は最後のアピールを成功させることができるか注目だ。